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中城城跡(世界遺産・国指定史跡)

北中城村エリア

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中城城は、北中城村から中城村にわたる標高167メートルの高台に、東北から南西にほぼ一直線につらなる6つの城郭からなる城で、琉球王国時代に築城家として知られる護佐丸が、勝連半島で勢力を伸ばしていた阿麻和利に対する備えとして、読谷の座喜味城から移されて築いた城だといわれています。

自然の地形を巧みに利用した美しい曲線の城壁に囲まれ、一の郭と二の郭は「布積」、三の郭と西北側の郭は「あいかた積」と呼ばれる手法で築かれており、その築城技術は高く評価されています。

当時の琉球は、沖縄本島南部の佐敷から興った第一尚氏によって、国家が統一されていく過程にあり、その最終段階でこの城が果した役割は大きいものがありました。

護佐丸の滅亡後、この城がどのような使われ方をしたのかについては定かではありませんが、第二尚氏になると中城の領地が王の直轄領となっていたことからすると、中城城は王子の居城としてしばらく使われていた可能性も高いといわれています。

平成12年12月、中城城跡を含む「琉球王国のグスク及び関連遺産群」が国内11番目の世界遺産として登録されました。

基本情報

住所沖縄県中頭郡北中城村字大城503
電話番号098-935-5719(中城城跡共同管理協議会)
営業時間8:30~17:00(6~9月は18:00まで)
料金大人:400円
中・高校正:300円
小学生:200円
※保護者が同伴する小学校就学前の子供は無料
定休日無休
駐車場あり
ホームページhttp://www.nakagusuku-jo.jp/
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